「育成」について考えること。
「部下に追い越されることを誇りに思え。」
なんの本かは忘れたけれど、そういったセンテンスを覚えている。
僕はいま、プロジェクトリーダーという役職についている。
それなりに後輩もいて、いわゆる育成というものをしている。
自分が育成できるほどデキた人間なのかというと、そうでもないのだが、
それをいいだすときりがないので置いておく。
じっさいの話、後輩に追い越されることを誇りに思えるかと言ったら難しい。
追いぬかれて喜んでいる奴なんていない。
無頓着な奴はいるけれど。
結局は、マクロの視点で見るのか、それともミクロの視点で見るのかといったところなのだろう。
組織的な視点に立てば、後輩を自分よりデキル人材に育て上げないと組織は衰退していく。
それでもやっぱり。後輩に負けたくないなという気持ちも否めない。
個人と組織のどちらを優先するのか?
組織って言ったほうがかっこいいけど、まだそう言えるだけの覚悟はないなあ。